最終審査会の様子
2020年1月30日、第2回 HaHaHa Osaka Creativity Awardsの最終審査会と受賞パーティを開催いたしました。当日は会場の味園ユニバースに大勢の参加者にお集まりいただきました。
最終審査会では審査委員長の茂木健一郎氏(脳科学者)をはじめ、酒井藍氏(吉本新喜劇座長)、浜崎慎治氏(CMディレクター)、西田二郎氏(讀賣テレビチーフプロデューサー)、Mika+Rikaさん(フリー素材アイドル)らが、一次審査を通過したファイナリストを前に計27点をその場で採点、審査しました。
HaHaHa Osaka Creativity Awards
受賞作品
Ha 賞
©窪之内英策/小学館 ©高橋留美子/小学館
©のりつけ雅春/小学館
©畑健二郎/小学館
©山本崇一朗/小学館
クボタ LOVE米プロジェクト
特別映像『米米米米』
作品詳細を見る
- 商品名
- ゴキブリがうごかなくなるスプレー、ゴキブリがいなくなるスプレー、コンバット
- 作品タイトル
- G作家の小部屋シリーズ
独創性について、ライフスタイルについて、サービス精神について、コミュニケーションについて、名前について、死について
- 種別
- ラジオ
- 秒数・数
- 60秒×6
- 申込会社名
- 株式会社ヒッツコーポレーション
- 申込氏名
- 谷 道忠
- 広告主・依頼主
- 大日本除虫菊株式会社
- 広告会社・企画会社等
- 株式会社電通関西支社 / 株式会社ヒッツコーポレーション
- 制作関係スタッフ
-
CD/PI/C/Dr:古川雅之
Pr:谷道忠
PM:渋谷俊介、林貫志
Mix:前田剛
SE:林貫志
T:町田康。尾上さとこ
音楽:エミ・マイヤー、谷忠道
BP:新宅慶之.大窪滋郎、藤島雄輔
- 世の中の
どんな課題を解決したか - おもしろいラジオCMが少ない
- なぜ“大阪MADE”と
いえるのか - まずゴキブリでありながら日本を代表する作家である、という独自性に富んだ設定は大阪でないと生まれません(きっぱり)。アメリカやブラジル、ボスニア・ヘルツェゴヴィナなどでは思いもつかないでしょう。擬人化ラジオCMは数あれど、この奇怪な設定は未だないと思います。作家役は芥川賞作家である町田康氏(我が大阪出身!*大阪府堺市出身・大阪府立今宮高校)こういった企画に二つ返事で「面白い」と賛同いただき出演がかなったことは、さすが「メタ視線」の深い笑いを理解する大阪魂の作家であれこそだと思います。知らんけど。本物が出ることの本物感を味わっていただきたいです。聞き手の「出過ぎない」演出もいい味わいになっています。大阪は時に遠慮もできるんです。引き芸というやつですな。作品ごとにチョイスされた音楽も、たっぷりの尺で。なんでもたっぷりがええね。最後の「使用上の注意」をゴキブリ本人がナレーションする愛敬も大阪らしいでしょ。
- 商品名
- クボタ LOVE米プロジェクト
- 作品タイトル
- 特別映像『米米米米』
- 種別
- 動画
- 秒数・数
- 3分16秒
- 申込会社名
- 株式会社電通関西支社
- 申込部署名
- ソリューション・デザイン局
- 申込氏名
- 青木 大介
- 広告主・依頼主
- 株式会社クボタ
- 広告会社・企画会社等
- 株式会社電通 / 株式会社ロボット / 株式会社カイブツ
- 制作関係スタッフ
- ECD:西田新吾
CD:青木大介
コミュニケーションプランナー:越智一仁
PL&C:村田晋平
PL:宮崎暢、葛原健太
AD:木谷友亮
CP:中野良隆
コンテンツコーディネーター:吉川隆洋、山下聖哉
AEX:立脇啓司、木下恵
PR:根本陽平、藤田啓介、前田晃一
Pr:川崎泰広
PM:林良樹、千葉愛美
Dir:池田一真
Cam:谷詩文
L:平井達也
M;キュウソネコカミ
- 世の中の
どんな課題を解決したか - ※年々減るお米の消費量、そしてお米農家の数。最近では糖質ダイエットの流行で悪者扱いされたりも。※でもお米ってやっぱり美味しいし、お米には体を大きくしてもらった感覚は確かにある。*農業やお米の大きな社会問題は簡単に解決できないけれど、お米への感謝を込めて、現状に今一度気づきを与えることができれば嬉しいなと思いました。※説教臭くなく、楽しく観てもらえる形で。※小学館の名作ラブコメ5作品を読み込み、シーンを抜粋、繋ぎ合わせ、お米にまつわるストーリーを再構築。※全137粒のお米に微細切削して実際に刻み込み、顕微撮影。※コマ撮りならぬコメ撮りの映像です。※テーマ曲はキュウソネコカミ書下ろし米米米米(ベイマイベイベー)です。※結果YouTube1000万回超再生!!
- なぜ“大阪MADE”と
いえるのか - ※大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号なにわの台所“木津卸売市場”のすぐ近くにあるクボタ本社にて、何か月にもわたって議論を重ねた末にこの企画は産み落とされました。
- 商品名
- ベルフェイス企業CM
- 作品タイトル
- 新人加入篇 / 暴風雨の午後篇
- 種別
- Taxiトレインチャンネル
- 秒数・数
- 30秒×2
- 申込会社名
- 株式会社17
- 申込氏名
- 岡里 亜理沙
- 広告主・依頼主
- ベルフェイス株式会社
- 広告会社・企画会社等
- 株式会社17 / TYO / MONSTER
- 制作関係スタッフ
- CD:松尾卓哉(株式会社17)
P:井手慎一郎(TYO/MONSTER)
監督:神谷佳成
カメラマン:儀間眞悟(Diamond Snap)
- 世の中の
どんな課題を解決したか - 時間。労力。費用。営業という仕事の三難を大幅に無くした。
- なぜ“大阪MADE”と
いえるのか - 京都から新大阪に向かう新幹線の中でアイディアが浮かび、新大阪のホームで原案を書き上げたから、もう完全に大阪MADEでしょう!
- 商品名
- 田辺三菱製薬
- 作品タイトル
- おいでよ!田辺三菱製薬
- 種別
- 動画
- 秒数・数
- 140秒×1
- 申込会社名
- 株式会社電通 関西支社
- 申込部署名
- CRD局
- 申込氏名
- 小堀 友樹
- 広告主・依頼主
- 田辺三菱製薬株式会社
- 広告会社・企画会社等
- 株式会社電通関西支社 / 株式会社電通クリエーティブX
- 制作関係スタッフ
- 小堀友樹/茗荷恭平/小路翼/村川慧/畑中千晶/水田聖司/山本亮/長谷川大輔/金古亮/大川嵩史/山本ヨシヒコ/新出一真/直江広美/山本直人/寺田和美/木地谷俊行/mio/大西洋平/尾山未佳/稲垣翔
- 世の中の
どんな課題を解決したか - 製薬会社の広告で愉快なものはあまり多くない。命や悩みにかかわる商品が多いので仕方ないことではあるが、リクルートムービーまで真面目なものである必要はないのではないだろうか。そこで働くことは楽しいことなのだから。本企画では、田辺三菱製薬の魅力を社員の方々から教えていただき、映像内に限界まで入れ込んだ。あまりに魅力的なポイントが多かったため、撮影は朝の6時から始まり24時間くらいかかった。撮影に最後まで立会いただいた社員の方々には感謝しかない。製薬会社の広告表現から逸脱した企画の制作を認めてくださって本当にありがとうございました。
- なぜ“大阪MADE”と
いえるのか - 大阪の制作スタッフが制作を担当
- 商品名
- 企業
- 作品タイトル
- 関西電気保安グルーヴ
- 種別
- 動画
- 秒数・数
- 2分×1本
- 申込会社名
- タイガータイガークリエイティブ
- 申込部署名
- -
- 申込氏名
- 細田 佳宏
- 広告主・依頼主
- 関西電気保安協会
- 広告会社・企画会社等
- 大広 / タイガータイガークリエイティブ / 東北新社
- 制作関係スタッフ
- SCD/栗波亨
CD/西脇淳
PL・C/細田佳宏
AD/嘉久奈央子
DIR/平田大輔
CA/オグラトモアキ
PR/溝渕浩司、渡部亮介
L/竹内聖冴
A/加藤元太朗
ADE/櫻田高史
ST・HM/寺田和美
CRD/平井尚吾
CAS/柴倉一裕
M/石野卓球
PM/李柱允
ED/明石風太
COL/藤本恭有
D/外賀寛子
AE/中川英一、阪本尚大
- 世の中の
どんな課題を解決したか - 「かんさ~いでんきほ~あんきょうかい」というサウンドロゴとともに関西で長年愛されてきたCMのイメージとは違う「電気保安のエキスパート」という協会の姿を伝えることが目的です。新たなイメージを印象づけるためにサウンドロゴを活かした楽曲制作を石野卓球さんに依頼。これまでのイメージを覆す斬新な映像と音楽で関西のみならず全国的に話題となり協会のイメージを大きくアップデートすることに成功しました。
- なぜ“大阪MADE”と
いえるのか - クライアントは大阪に本社を置き、長年関西の電気の安全とともに関西のCM文化を守ってきた関西電気保安協会。代理店は大広大阪本社。そして企画は大阪のクリエイティブエージェンシーであるタイガータイガークリエイティブが挑戦したまさに大阪MADEなムービーです。
- 商品名
- 福井県大野市 Carrying Water Project
- 作品タイトル
- 大野市の挑戦
~大野を超え、世界に関係人口を作っていく~
- 種別
- 動画
- 秒数・数
- 5分31秒×1
- 申込会社名
- 株式会社電通関西支社
- 申込部署名
- 京都ビジネスアクセラレーションセンター ビジネス戦略部
- 申込氏名
- 石原 知一
- 広告主・依頼主
- 福井県大野市
- 広告会社・企画会社等
- T601
- 制作関係スタッフ
- 株式会社電通 江上直樹 藤原乙女 ㈱T601 山田新司 安澤紳 ピストルハウス ツキノキヒロシ ホオズキ舎 長谷川和俊
- 世の中の
どんな課題を解決したか - 街の人が減るなら街の外で仲間を作ろう。日本の人口が減るならば日本の外にも「人口」をつくればいい。自分の街だけでなんとかしようとしない。人も街も誰かを求め、求められる関係の中で、その中でこそ、存在意義が生まれる。日本の街が移住や観光人口を増やそうとしている。しかしそれは本当の解決になるのだろうか。日本すべての人口が減る中で結局はすべて減っていくのだ。必ず。人口減少が続けば、大野市という小さな行政区自治体はいつか消滅してしまうかもしれない。しかし文化圏としてその名前が地域に社会に残れば大野は真の意味で消滅しない。ずっとの残っていく。類稀な「水の町」として世界の水問題に自ら関わっていく。その過程で世界中に「水の町・大野」が残っていく。水の町大野を知る「関係人口」が増えてゆく。そのために小さな街の役場の職員は世界中を飛びまわり地球の裏側まで日々奔走するのだ。
- なぜ“大阪MADE”と
いえるのか - 関西電通=大阪と大野市が共に考え、ゼロから立ち上げ5年間一緒にやってきたプロジェクトだから。のみならず。この課題は大野だけでなく、大阪にも、そして日本すべてにも関わることである。その挑戦を大野と大阪からしかけている。