第56回「大阪広告協会賞」は、日本ハム株式会社に決定！ 「大阪広告協会賞 特別賞」は、公益社団ＡＣジャパンに決定！

公益社団法人大阪広告協会は、令和４年度の「第66回大阪広告協会賞」の受賞者を下記の通り決定した。

大阪広告協会賞は昭和３２年、創立１０周年記念事業のひとつとして制定し、昭和３３年度年次総会に於いて、第１回大阪広告協会賞の贈賞を行い、以後毎年、大阪の経済・文化の発展に寄与することを目的とし、広告活動において企業業績の向上と大阪からの情報発信に貢献した個人、又は団体を顕彰している。

★　第66回（令和４年度）大阪広告協会賞
【受賞者】日本ハム株式会社

（受賞理由）
創業80年を超え「食べる喜び」を届けるという企業理念のもと、創業以来 人が生きる上で
欠かせない栄養素タンパク質の可能性に注力され、既成概念や常識にとらわれない自由な発想で新しい挑戦を推進されています。
勤務スタイルが変わり、アウトドアブーム、災害非常食需要など時代が求める商品開発で、長期保存や食品ロスなどの地球規模の食の社会課題に真正面から向き合い、広告コミュニケーションを通じて消費者の注目を集め、「事業価値」と「社会価値」の向上を追求されています。
特にプラスチック使用量削減のため、新パッケージへ変更を決めた主力商品シャウエッセンでは、エコなパッケージに変えるため、巾着部分を力士のまげに見立てた「シャウエッセン断髪式」というユニークな表現を活用した広告コミュニケーションを展開。
３７年間親しまれた外観を変えるリスクを、新聞全面広告、TVCM、SNSはもちろん、店頭展開、コント設定の動画が見られるＱＲコード、460万再生を突破した公式YouTubeなど多くの媒体活用で話題性を創出。社会性と広告のバランスを持ち合わせた優れたマーケティングの事例になりました。
この多彩な広告活動により、今年の大阪広告協会賞にふさわしいものとして推挙いたします。

★　第66回（令和４年度）大阪広告協会賞 特別賞
【受賞者】公益社団法人ＡＣジャパン

（受賞理由）
貴団体は1971年 関西の企業が集結して「広告の力でよりよい社会」を目指し、半世紀にわたり、広告を通じて社会へのメッセージを発信されています。
公共マナーの啓発活動を起点に、「環境」「いじめ」「親子コミュニケーション」「災害」から「ネットモラル」まで、多様性が求められる時代や世相に向き合った様々なテーマに取り組まれています。
そしてタイムリーでユニークな切り口、鋭いコピーやディスらないラップの意外性が高く評価された「寛容ラップ」CMは不寛容な行動への気づきを生み、共感を呼びました。
特に近年、連続して大阪発の企画も多く、心に響く作品や活動は今年の大阪広告協会賞特別賞にふさわしいものとして推挙いたします。